東洋医学から見る美容鍼灸、自分で押せる美肌のツボ5選

美容
Screenshot

東洋医学ってそもそもどんな考え方?

「気・血・水」のバランスを整えるという考え方

鍼灸院に通うようになって、施術者さんから東洋医学の考え方をいろいろ教えてもらう機会がありました。東洋医学では、体の中を巡る「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」という3つの要素のバランスが整っていることで、心身ともに健康な状態を保てると考えられているそうです。このバランスが崩れると、肌荒れや冷え、むくみといった不調として表れると言われています。

西洋医学との違い

西洋医学が「症状が出ている部分」にピンポイントでアプローチするのに対して、東洋医学は体全体のバランスを見て整えていく、という考え方の違いがあるそうです。ニキビや肌荒れも、単に「肌の問題」としてではなく、体全体の巡りや内臓の状態と関連付けて見ていく、というのが東洋医学らしい視点だと感じました。

ツボ(経穴)と経絡の基本的な仕組み

体の中には「経絡(けいらく)」と呼ばれるエネルギーの通り道のようなものがあり、その上に「ツボ(経穴)」と呼ばれるポイントが点在している、というのが東洋医学の基本的な考え方です。鍼灸ではこのツボに鍼やお灸で刺激を与えることで、気・血・水の巡りを整えていくとされています。

美容鍼灸で実際に使われるツボの一例

顔まわりのツボ

美容鍼灸では、むくみやくすみに関連するとされる顔まわりのツボがよく使われます。頬骨のあたりや小鼻の横、こめかみなど、施術のたびに「今日はここを重点的に」と説明してもらいながら刺激してもらっています。

全身のツボ

顔だけでなく、手や足、お腹まわりなど全身のツボも組み合わせて使われることが多いです。巡りやホルモンバランスに関連するとされるツボを刺激することで、顔まわりだけでなく体全体の調子を整えていく、というのが美容鍼灸の考え方のようです。

自分で押せる美肌系ツボ5選

ここからは、自宅でも押せる代表的なツボを紹介します。あくまで東洋医学における伝統的な考え方に基づくセルフケアとしての紹介であり、効果を保証するものではありません。文章だけだと位置が分かりにくいと思うので、ツボごとに簡単な図もつけました。気になる方はぜひ試してみてください。

合谷(ごうこく)- 手にあるツボ、巡り全般に

親指と人差し指の骨が交わるあたりにあるツボです。全身の巡りに関わるとされ、東洋医学では「万能のツボ」とも呼ばれています。手が空いたときにいつでも押せるので、一番取り入れやすいツボかもしれません。

迎香(げいこう)- 小鼻の横、くすみ・血色に

小鼻の両脇、少しへこんでいる部分にあるツボです。顔まわりの巡りに関連するとされ、くすみが気になるときに押す人が多いようです。

太陽(たいよう)- こめかみ、むくみ・疲れ目に

こめかみのあたり、眉尻と目尻の間から少し外側に位置するツボです。むくみや目の疲れを感じたときに押されることが多いポイントです。

四白(しはく)- 目の下、クマ・くすみに

黒目の下、骨のくぼみのあたりにあるツボです。目もとの巡りに関連するとされ、クマやくすみが気になる部分に近いこともあって、意識して押す人も多いようです。

三陰交(さんいんこう)- 足首、ホルモンバランスに

内くるぶしから指幅4本分ほど上がったところにあるツボです。東洋医学ではホルモンバランスや冷えに関連するとされるツボとして知られています。ただし、妊娠中は刺激を避けた方がよいとされているツボでもあるので、妊娠中や妊娠の可能性がある方は施術者や医師に相談してから行うようにしてください。

セルフケアで押すときのポイント

強さの目安

「痛気持ちいい」と感じる程度の強さで、指の腹を使ってゆっくり押すのが基本とされています。強く押しすぎると肌や筋肉に負担がかかることもあるので、心地よいと感じる範囲にとどめておくのが安心です。

タイミング

お風呂上がりや夜のスキンケアのタイミングは、体が温まって血行も良くなっているので、ツボ押しを取り入れやすいと言われています。私自身もスキンケアの延長でなんとなく押す習慣がついています。

注意点

体調不良のときや、肌に炎症・傷がある部分への刺激は避けた方が無難です。また、妊娠中は刺激を避けた方がよいとされるツボもあるので、心配な場合は自己判断せず専門家に相談することをおすすめします。

セルフケアと美容鍼灸の違い

セルフケアは日常のメンテナンス、鍼灸は専門的なアプローチ

自分で押すセルフケアは、あくまで日常的なメンテナンスの一つだと捉えています。一方、鍼灸院では国家資格を持つ専門家が、体の状態を見ながらより深い部分や専門的な角度からアプローチしてくれます。私が半年治らなかった肌荒れが改善したのも、専門家による施術があったからこそだと感じています。

併用することで得られる相乗効果

セルフケアだけで劇的な変化を求めるというより、専門的な施術と組み合わせることで、日々のコンディションを維持しやすくなる、というイメージで取り入れるのがちょうどいいと思っています。実際、施術と施術の間の期間も、自分でツボを押すことで体の変化に意識が向くようになった気がしています。

まとめ

  • 東洋医学では「気・血・水」のバランスを整えることが健康につながるとされている
  • 美容鍼灸では顔まわりと全身、両方のツボを組み合わせて施術が行われる
  • 自宅では合谷・迎香・太陽・四白・三陰交などのツボが取り入れやすい
  • 押すときは「痛気持ちいい」程度の強さで、ゆっくりと
  • 妊娠中や体調不良時は刺激を避けた方がよいツボもあるため注意
  • セルフケアは日常のメンテナンス、専門的な施術と併用するのがおすすめ

美容鍼灸自体の体験談や、実際に感じたデメリット、院の選び方については以前の記事でも詳しく書いているので、あわせて読んでみてください。


本記事は東洋医学における伝統的な考え方やセルフケアの一般的な情報を紹介するものであり、医学的な効果を保証するものではありません。体調に不安がある場合や妊娠中の方は、自己判断せず専門家にご相談ください。

タイトルとURLをコピーしました